top of page

過去の広域避難者交流会

独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業
第1回 広域避難者交流会

2013年6月21日(金)14時半〜 福岡市南市民センター 参加:大人8名、子ども2名、スタッフ3名

 

 昨年度の親子保養合宿を行った経過を報告して合宿中の参加者の様子を紹介した。その中で行われたメンタル、ヘルスケアのためのワークショップの話をして、その取り組みを福岡に避難してきている方にもぜひ体験してほしいという話をする。

 

【水彩ワークショップ】

 濡れた画用紙の上に絵の具で色を置いて拡げていく画法で、絵に慣れない人でもとても取り組みやすく、色彩が体験できる。今回は自分の好きな花を描いていく。講師の話を聞きながら参加者の中にあるそれぞれの花が紙の上に色とりどりに現れていく。ひたすら色に向き合う時間は参加者の方の心を和ませてくれる時間だったようだ。

 

【幼児の色遊び】

 幼児さんは筆を持つことが難しいので指に色を付けて紙の上で自由に色と遊ぶ体験。1,2歳の小さい子だったので、短時間で終わってあとは準備したおもちゃで遊ぶ。

 

【オイリュトミーワークショップ】

 言葉や歌に合わせて体を動かしていく時間。講師自身が歌ったり、詩を朗読しながら、これも講師の動きを模倣しながら身体を動かしていく。これも知らないうちに身体を動かしてしまえるくらいに、ゆっくり、ゆったりとした速さで動いていくので、身体がほぐされていき、気持ちも安らいでいったようだ。

 

【昼食交流会】

 お弁当を食べながら自己紹介と現状について話をしてもらう。健康に対する不安については医師がその場で答える。また、子どもの状況についての不安に対しては幼児教育者が応えていく対応をしながら交流会を進めていった。

独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業
第2回 保養合宿交流会

2013年10月6日(日)10時〜 福津市宮司コミュニティセンター 参加:大人9名、スタッフ1名、ボランティアスタッフ1名

 

 今年度の親子保養合宿の様子をパワーポイントにて紹介。全体の様子、幼児クラスの様子、小学生クラスの様子、大人のクラスの様子、医療的ケアについてとそれぞれの担当から話をする。

 今回は親子保養合宿を行った福津市内での開催で、避難者の方の参加は少なかったが、保養合宿の様子を知って何か支援していきたいという方が集まったように感じる。市会議員さんも参加していただき、今後の取り組みへの理解につながっていくと感じた。

独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業
第3回 避難者交流会

2013年11月17日(日) 福岡市城南市民センター 参加:大人9名、子ども12名、スタッフ4名、ボランティアスタッフ1名

 

 保養合宿の様子をパワーポイントで紹介してその中の芸術的なワークショップについて説明する。

また医療的な観点から医師が説明して保養の必要性などを報告する。

 

【水彩ワークショップ】

 今回は日曜日に行ったために小学生のお子さんの参加が5名、幼稚園児の参加が4名あったので、大人のクラスと小学生、幼児のクラスと3クラスを同時並行で行った。大人も小学生も虹を描いていく体験をしたが、ゆっくりと色に浸っていた。幼児は指で色を塗っていく体験をした。短い時間で集中してやっていたが、そのあとはお母さんたちのところへ行って一緒に描いたりしていた。

 小学生低学年の男の子たちが多かったのでにぎやかだったが、水彩の最中は集中していて静かな時間だった。

 

【オイリュトミーワークショップ】

 子どもの人数が多かったので、短い時間を使って大人も含めて全員でおこなった。みんな知っている童謡を講師が歌いながら動いていく。しかも運動能力のまったく違うこどもと大人が同じ動きをすることで、その場の雰囲気がとても和やかになったようだ。

 

【昼食交流会】

 お弁当を食べながら自己紹介と近況報告。初めて参加された方が、ご自宅で避難者の方との集まりを持っていてたくさん集まりすぎて続けるのが難しいという話も出てきた。求めている方はいらっしゃるので、その方々とどんなふうに繋がっていくのかが課題だという話があった。こんな風に芸術的なことに触れる時間はなかなかないので、ぜひ続けてほしいという意見も出てきて、今後どうすれば続けていけるのか、そんな話し合いを持つ場も設定していこうという話になった。

第4回 広域避難者交流会

2014年2月24日(月) 小さいおうち(福岡市宮司浜2-16-38)

 

今どんな場や活動が必要なのか、ゆっくりお話を聞かせてほしい、お話をしたいと思い、企画したお茶会。

看護師さんによる香りのよいオイルマッサージも少しだけ体験していただいた。

bottom of page